データ長期間保存の「アクティブアーカイブ」市場向け高耐久モデル

ヘリウムガスを充填した大容量HDD「HelioSeal」プラットフォームに、第3世代モデル「Ultrastar Archive Ha10」がリリースされた。大量のデータを長期間保存するActive Archive（アクティブアーカイブ）市場向けの10TBモデルで、24時間365日稼働を想定したハイレベルな耐久性を特長とする。

ヘリウム充填の「HelioSeal」プラットフォームと、データトラックを瓦のように重ねる高密度書込「Shingled Magnetic Recording（SMR）」の2つの技術を搭載。回転振動による性能低下を防ぐ「Rotational Vibration Safeguard」などの高耐久技術を備え、ヘッドロード/アンロード回数60万回、MTBF200万時間の耐久性を誇る。

ドライブ形状は3.5インチで、インターフェイスはSATA3.00（6Gbps）またはSAS 12Gbpsに対応。回転数は7,200rpm、バッファ容量256MB。最大転送速度は157MB/secで、シーク時間は8.5msとされる。メーカー保証期間は5年間。

文： GDM編集部 絵踏 一
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