2015.06.11 20:19 更新
2015.06.11 配信
先週末に閉幕した「COMPUTEX TAIPEI 2015」のAntecブースに登場したフルタワーPCケース、「S10」が6月20日より早くも発売がスタートする。市場想定売価税抜79,800円の最上位モデルだ。
広大な内部構造は、スリーチャンバ設計(トリプルチャンパから呼称変更)を採用。フロントHDDチャンバ、ボトムPSUチャンバ、メインMBチャンバの3つチャンバから構成され、熱源を分離。4mm厚アルミニウム製サイドパネルは左右共に観音開きのフレンチドアパネルを採用し、メンテナンス性も高い。
「COMPUTEX TAIPEI 2015」のAntecブースに登場したフラッグシップ「S10」 |
さらに高冷却も大型PCケースの特権。冷却ファンはフロントHDDチャンバ部に120mm×1、メインM/Bチャンバ部にフロント120mm×3、トップ140mm×2(120mm×2換装可能)、リア120mm×1に標準装備。ラジエターはフロント側に最大360mmサイズまで、トップ部に280/240mmサイズ、リアに120mmサイズがそれぞれ装着できる。
ドライブベイは3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×8を備え、5.25インチサイズのファンコンアクセサリ用ショートベイが用意される。
その他拡張スロットは4-Wayマルチグラフィックスにも対応する10段仕様で、317.5mmまでの拡張カードが搭載可能。電源ユニットは奥行き200mm、CPUクーラーは高さ165mmまでそれぞれサポートされる。
外形寸法はW230×D590×H602mm、重量約17.7kg。対応マザーボードは、SSI-CEB / E-ATX / XL-ATX / ATX / Micro ATX / Mini ITX。
なお「COMPUTEX TAIPEI 2015」の模様はこちらの記事に詳しい。
文: GDM編集部 松枝 清顕
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