2015.06.11 21:32 更新
2015.06.11 配信
国内でも根強い人気の光記録メディアブランドの老舗、太陽誘電は2015年6月11日付プレスリリースで、CD-R、DVD-R、BD-R等の光記録メディア事業からの撤退を発表した。
海外メーカーの台頭による競争激化の中、日本製光記録メディアとして支持を集める太陽誘電。だがHDDの大容量化やクラウドコンピューティングの普及に伴い、市場は縮小。原価低減や生産性の向上など、収益性の改善を見込むものの、想定を超える市場の縮小と原材料費高騰の影響により、事業撤退に至った。
今後のスケジュールとして、記録製品の販売は2015年12月末で終了する予定。
文: GDM編集部 松枝 清顕
太陽誘電株式会社: http://www.yuden.co.jp/