2015.06.12 18:32 更新
2015.06.12 配信
Synologyは、ハイエンドユーサー・中小企業向け2ベイNASサーバー「DiskStation DS715/DS215+」を発表した。いずれもハードウェア暗号化機能を内蔵し、転送速度を低下することなくデータの暗号化が可能。またネットワークを2重化するリンクアグリゲーション機能を備え、冗長性と転送速度を高めた。
「DiskStation DS715」は、1.4GHzクアッドコアCPUと2GBメモリを搭載する上位モデル。リンクアグリゲーションとRAID 1を組み合わせることで、読込最高216MB/sec(暗号化時205MB/sec)、書込142MB/secの高速転送を実現する。
また2台のNASをミラーリング構成とする「Synology High Availability」技術に対応し、重要データの自動冗長化が可能。さらに専用拡張ユニット「DX513」を増設すれば、最大56TBまで容量を拡大することができる。冷却ファンは92mm×1を備え、外形寸法は、W103.5×D232×H157mm、重量1.69kg。
DiskStation DS215+ |
「DiskStation DS215+」は、1.4GHzデュアルコアCPUと1GBメモリを搭載する下位モデル。転送速度はリンクアグリゲーションとRAID 1構成時で、読込最高209MB/sec(暗号化時145MB/sec)、書込139MB/secとされる。
本体背面にはUSB3.0×2、eSATA×1ポートを搭載し、外部ストレージを拡張可能。冷却ファンは92mm×1を備え、外形寸法は、W103.5×D232×H157mm、重量1.69kg。
文: GDM編集部 池西 樹
Synology Inc.: http://www.synology.com/