2015.06.18 22:14 更新
2015.06.18 配信
「E3 2015」にてお披露目された、AMDの新GPU「Radeon Rx 300」シリーズの詳細スペックが公開された。
今回発表されたのは、先代「Radeon Rx 200」シリーズをベースにしたリブランドモデルで、上位モデル「Radeon R9」シリーズ3種、下位モデル「Radeon R7」シリーズ2種の計5モデルがラインナップされる。
「Radeon R9 390X」は4K解像度をターゲットにしたハイエンドモデル。SP数は2,816基、コアクロックは最高1,050MHz、メモリクロック6,000MHz、メモリバス幅512bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載。補助電源コネクタは8+6pinで、4-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。
「Radeon R9 390」も4K解像度をターゲットにした上位モデル。SP数は2,560基、コアクロックは最高1,000MHz、メモリクロック6,000MHz、メモリバス幅512bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載する。補助電源コネクタは8+6pinで、4-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。
「Radeon R9 380」はWQHD(2,560×1,440ドット)解像度をターゲットにしたアッパーモデル。SP数は1,792基、コアクロックは最高970MHz、メモリクロック5,700MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 4GBのビデオメモリを搭載。補助電源コネクタは6pin×2で、2-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。
「Radeon R7 370」はフルHD(1,920×1,080ドット)解像度をターゲットにしたメインストリームモデル。SP数は1,024基、コアクロックは最高975MHz、メモリクロック5,600MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 2GBまたは4GBのビデオメモリを搭載。補助電源コネクタは6pin×1で、2-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。
「Radeon R7 360」はコストパフォーマンスを重視したエントリーモデル。SP数は768基、コアクロックは最高1,050MHz、メモリクロック6,500MHz、メモリバス幅128bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載。補助電源コネクタは6pin×1で、2-WayまでのAMD CrossFire Xに対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/