2015.06.18 23:00 更新
2015.06.18 配信
AMDの新GPU Radeon Rx 300シリーズを搭載するグラフィックスカードがMSIからリリースされた。製品ラインナップは「GAMING」シリーズ6モデル、「Armor」シリーズ3モデルの計9モデルで、いずれも6月20日より国内発売が開始される。
「GAMING」シリーズモデルは、100mm径のTorxファンをデュアル実装するオリジナルクーラー「Twin Frozr V」を搭載。ヒートパイプはφ8mmのスーパーパイプとφ6mmを組み合わせ、それらをS字とU字に配置する「SuperSU」アーキテクチャにより、高い冷却性能を実現する。さらに低負荷時にはファンの回転を停止させる「Zero Frozr」や、LEDライティング機能「LEDコントロール」を備える。
「Armor」シリーズは、従来ファンより風量が20%多い、プロペラブレードファンを採用する「Armor」クーラーを搭載。さらに上位モデルはデュアルファン構成とすることで、冷却性能を高めた。
「R9 390X GAMING 8G」は、Radeon R9 390Xを搭載する「GAMING」シリーズモデル。プロセッサ数は2,816基、コアクロックは1,100MHz、メモリクロック6,100MHz、メモリバス幅512bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載する。
「R9 390 GAMING 8G」は、Radeon R9 390を搭載する「GAMING」シリーズモデル。プロセッサ数は2,560基、コアクロックは1,060MHz、メモリクロック6,100MHz、メモリバス幅512bitで、GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載する。
R9 380 GAMING 4G | R9 380 GAMING 2G |
「R9 380 GAMING 4G」「R9 380 GAMING 2G」は、Radeon R9 380を搭載する「GAMING」シリーズモデル。前者はメモリクロック5,700MHzで、GDDR5 4GBメモリを、後者はメモリクロック5,500MHzで、GDDR5 2GBメモリを搭載する。それ以外のスペックは共通で、プロセッサ数は1,792基、コアクロックは1,000MHz、メモリバス幅256bit。
R7 370 GAMING 4G | R7 370 GAMING 2G |
「R7 370 GAMING 4G」「R7 370 GAMING 2G」は、Radeon R7 370を搭載する「GAMING」シリーズモデル。前者はベースクロック1,020MHz、ブーストクロック1,070MHzで、GDDR5 4GBのビデオメモリを搭載。後者はベースクロック1,000MHz、ブーストクロック1,050MHzで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載する。それ以外のスペックは共通で、プロセッサ数は1,024基、メモリクロック5,700MHzで、メモリバス幅は256bit。
R9 380 2GD5T OC | R7 370 2GD5T OC |
「R9 380 2GD5T OC」は、Radeon R9 380を搭載する「Armor 2X」シリーズモデル。プロセッサ数は1,792基、コアクロックは980MHz、メモリクロック5,500MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載する。
「R7 370 2GD5T OC」は、Radeon R9 370を搭載する「Armor 2X」シリーズモデル。プロセッサ数は1,024基、ベースクロックは970MHz、ブーストクロックは1,020MHz、メモリクロック5,600MHz、メモリバス幅256bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載する。
R7 360 2GD5 OC |
「R7 360 2GD5 OC」は、Radeon R9 360を搭載する「Armor」シリーズモデル。プロセッサ数は768基、コアクロックは1,100MHz、メモリクロック6,500MHz、メモリバス幅128bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載する。なお各モデルの詳細スペックは以下の通り。
文: GDM編集部 池西 樹
エムエスアイコンピュータージャパン株式会社: http://jp.msi.com/