2015.06.23 19:18 更新
2015.06.23 配信
情報を両眼シースルー表示できる業務向けスマートグラスがセイコーエプソンからリリースされた。視線を対象物から移動させず、表示された情報を元に各種作業が可能。さらに音声コマンドにも対応しており、ボタン操作が不要なことから作業効率を大幅に改善できるとしている。
製品は頭部に装着するディスプレイ部と、手元で操作を行うコントローラーで構成。またエプソン独自技術「高精度センサーIMU」(慣性計測ユニット)が内蔵されており、作業姿勢や動きを正確に検知し、精度の高い行動ログの取得が可能となる。
液晶パネルは0.42型ワイドパネルで、解像度は960×540ドット、画角約23度、仮想画面サイズ64型で、色再現性は24bit(約1,677万色)。プラットフォームはAndroid 4.0.4で、動画はMP4/MPEG2、静止画はJPEG/PNG/BMP/GIF、音声はWAV/MP3/AACに対応する。
主なスペックは、メインメモリ1GB、ユーザーメモリ8GB、インターフェイスはmicroUSB、microSD(最大32GB)、マイク/イヤホン対応ミニジャックなど。バッテリは1,240mAhのリチウムイオンを2個実装し、約4時間の連続駆動に対応する。外形寸法および重量は、ヘッドセットがW205×D136×H100mm/290g、コントローラがW70×D157×H35.3mm/265g。
文: GDM編集部 池西 樹
セイコーエプソン株式会社: http://www.epson.jp/