自己学習アルゴリズムを搭載したSSHDの新モデル

「WD Blue SSHD」シリーズは、HDDと8GBのキャッシュSSDを組み合わせたSSHDの新モデル。フォームファクタは2.5インチと3.5インチの2種で、前者は容量1TB、後者は4TBの計2モデルがラインナップされる。

自己学習する独自アルゴリズムを搭載し、高速アクセスが必要なデータをキャッシュSSDに選択的に保存。これにより、従来HDDの最大5倍となるSSD並みのパフォーマンスと、HDD並みの大容量を両立させた。

独自キャッシュ機能はファームウェアに内蔵されているため、OSや環境に関係なく高速アクセスが可能。さらにシングルドライブ化されているため、拡張性に制限のあるコンパクトPCやノートPCでも問題なく使用できる。

2.5インチモデルのスペックは、インターフェイスがSATA3.0（6Gbps）、転送速度は100MB/sec、キャッシュ64MB、消費電力はアクセス時1.65W、アイドル時0.65W、スタンバイ時0.225W。外形寸法は、W69.85×D100.2×H9.5mm、重量120g。

3.5インチモデルのスペックは、インターフェイスがSATA3.0（6Gbps）、転送速度は150MB/sec、キャッシュ64MB、消費電力はアクセス時6W、アイドル時4.75W、スタンバイ時0.57W。外形寸法は、W101.6×D147×H25.4mm、重量450g。

文： GDM編集部 池西 樹
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