計5本のヒートパイプと90mmファン×2で冷却性能と静音性を両立

AMDのハイエンドGPU、Radeon R9 390Xを搭載するグラフィックスカードの新製品。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）で、補助電源コネクタは8+6pinを備える。

VGAクーラーには口径90mmファンをデュアル実装する「IceQ X2」クーラーを標準装備。さらにφ8mm×2/φ6mm×3の計5本のヒートパイプと、大型の受熱ベースを組み合わせることで、静音性と冷却性能を両立させた。

主なスペックは、コアクロック1,070MHz（リファレンス1,050MHz）、メモリクロック6,000MHz、メモリバス幅512bitで、GDDR5 8GBメモリを搭載。電源回路は製品保証10年の高耐久固体コンデンサと効率を20％改善した高効率フェライトコアチョークを採用し、オーバークロック耐性も向上しているという。

出力インターフェイスは、DualLink DVI-D×2、HDMI×1、DisplayPort×1。外形寸法は、297×143×44mmで、背面部にはPCB強化用のバックプレートが装着される。

文： GDM編集部 池西 樹
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