2015.06.30 16:23 更新
2015.06.30 配信
Qualcommが開発した、新しいワイヤレスオーディオ技術「AllPlay」の対応製品がパナソニックからリリース。無線LANを利用して複数の機器で同時に音楽を再生できる技術で、同一ネットワーク上のスマートフォンやPC、NASの音源を非圧縮でワイヤレス伝送できる。
「SC-ALL2」は、IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANに準拠したAllPlay対応スピーカー。搭載のLANポートによる有線接続も可能なほか、Bluetooth 2.1対応スピーカーとして使用することもできる。
スピーカーユニットはフルレンジ8cmコーンを内蔵し、最大出力40W(4Ω)。AllPlay接続時には、複数台を組み合わせたステレオ再生にも対応する。また、音楽再生以外に時計や音楽アラーム、スヌーズなどのクロック機能も搭載している。
「SC-ALL5CD」は、AllPlayによるワイヤレス伝送に対応したCDオーディオ。単体でプレイヤーとして動作するほか、音楽CDをAllPlay対応スピーカーに非圧縮でワイヤレス伝送できる。また、Bluetooth 2.1対応スピーカーとしても動作し、スマートフォンの音源を再生することも可能だ。
メディアソースとしては、音楽CD以外にCD-R/RWに対応、USBポート経由でUSBメモリ内の音楽ファイルも再生できる。スピーカーユニットはフルレンジ6.5cmコーンと8cmパッシブラジエーターを内蔵、最大出力は40W(8Ω)。デジタルアンプ「LincsD-Amp Ⅲ」を搭載するほか、「ナノバンブースピーカー」によるキレのある音質、「XBS Master」による効果的な重低音再生を特長とする。
文: GDM編集部 絵踏 一
パナソニック株式会社: http://panasonic.jp/