2015.07.01 12:40 更新
2015.07.01 配信
アールエスコンポーネンツより、同社初の3Dプリンター製品となる「MF-500」が発売。ムトーエンジニアリングが開発した製品で、個人ユースに適した卓上サイズ。これまで手がけてきた3D編集ツールや3Dデータに3Dプリンターを加え、3D設計に必要な製品をトータルで提供可能になった。
最大造形サイズは100×100×100mmで、最小積層ピッチは0.05mm。独自開発のプリントヘッドや高精度な駆動部品の採用により、積層制御の安定動作を実現。さらに造形物を素早く冷やす冷却ファンを備え、滑らかできめ細やかな出力を可能にしている。
また、独自の造形物固定用定着シートは、溶融したフィラメントを造形テーブルに定着しやすく、接地面積の小さい造形物でも縁取りが不要。造形テーブルは造形物が取り出しやすいように、取り外し可能な脱着式を採用する。
外形寸法はW280×D242×H352mm、重量は8kg。接続インターフェイスはUSBで、対応OSはWindows 8.1/8/7。製品には、直感的に操作できる日本語対応ソフト「Pronterface」「Slic3r」が標準で同梱される。
文: GDM編集部 絵踏 一
アールエスコンポーネンツ株式会社: http://jp.rs-online.com/