2015.07.07 17:40 更新
2015.07.07 配信
ヤマハが販売する「A-S3000」「A-S2100」に続く、高級プリメインアンプ第3弾モデル「A-S1100」がリリースされた。
定格90W+90WのMOS-FETフローティング&バランス・パワーアンプや、ピーク/VU切り替え式レベルメーターを装備した外観デザインを上級機「A-S2100」から継承。これにシングルエンド構成のコントロールアンプセクションを組み合わせたRCA接続専用とすることで、価格を抑えることに成功している。
パワーアンプ部を筐体の左右に振り分けてチャンネル間のクロストークを防ぎ、リアパネル側にプリアンプを配置して信号経路の最短化を実現する左右対称コンストラクションを採用。さらに主要グラウンドポイントのネジ止め結線や大電流経路の容量強化など、徹底したローインピーダンス設計により、優れたスピーカー制動力を獲得した。
パワーアンプには、上級機同等となる前述のMOS-FETフローティング&バランス・パワーアンプを採用。計4組の電力増幅回路をフローティングしてプッシュプル動作を完全対称化するとともに、全回路をグラウンドから完全独立させることで、外来ノイズの影響を排除している。
入力端子はアナログアンバランスRCA×4、メイン×1、フォノ(MM/MC)×1の6系統を装備。出力はプリアウト×1、レックアウト×1の2系統で、ヘッドホン出力、リモート入出力×1、トリガー入力×1などを備える。外形寸法はW435×D463×H157mm、重量は23.3kg。
文: GDM編集部 絵踏 一
ヤマハ株式会社: http://jp.yamaha.com/