2015.07.14 16:10 更新
2015.07.14 配信
タッチ検出方式に「超音波表面弾性波(SAW)」方式を採用した、21.5インチタッチパネル液晶ディスプレイ。SAW方式は耐久性に優れクリアな表示が可能なほか、手袋のままでもタッチ操作ができる点を特長とする。
EIZOにおける同方式採用モデルは15インチと17インチの2機種で実績があり、主に工場で使用される検査装置や、図書館の検索端末などに採用されている。本製品は近年の検査・検索端末の高機能化に対応するもので、従来製品から大幅に大画面・高解像度化を実現した。
ベゼル部に段差のないフルフラットデザインを採用、指先でも画面隅までしっかりとタッチできる。タッチ面にはタッチ耐久5,000万回・表面硬度7Mohsの高耐久素材が使用されるほか、動作温湿度範囲0~40℃/20~90%R.H.の高い耐環境性も完備。また、新たに2点マルチタッチによる拡大・縮小や回転などの操作にも対応している。
最大解像度は1,920×1,080ドットのフルHDで、最大輝度240cd/㎡、コントラスト比1000:1、応答速度5ms、視野角は水平170°/垂直160°。入力インターフェイスはDVI-D×1、DisplayPort×1、D-Sub×1の3系統を備える。そのほか、USB2.0のアップストリームポート×1、1W+1Wスピーカーも搭載。外形寸法はW533×D89~401.5×H139~347.5mm、重量約6.5kg。
文: GDM編集部 絵踏 一
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/