2015.07.21 17:43 更新
2015.07.21 配信
屋外監視の視認性向上化機能を搭載する、セキュリティ市場向けの23インチ液晶ディスプレイ「DuraVision FDF2306W」がEIZOからリリース。既存モデル「DuraVision FDF2305W」の上位機種にあたり、暗部補正機能や輪郭補正機能に加え、新たに霧補正機能を搭載。視認性向上機能が強化されている。
霧補正機能は、屋外を監視する際に妨げとなる霧や雨、雪などのシーンをリアルタイムで解析、ディスプレイ内部で映像を見やすく補正する機能。カメラ側での補正とは異なり録画データを加工する必要がなく、見やすい映像をリアルタイムで確認できるメリットがある。
また、表示モードはPC向けの「sRGB」に加えて、カメラのDayモードに最適化された「Day」とNightモード(モノクロ)に最適化された「Night」の3モードから選択可能。監視映像や撮影時間に合わせ、最適な映像を表示できる。
最大解像度は1,920×1,080ドットで、コントラスト比1000:1(拡張有効時5000:1)、最大輝度250 cd/m2、応答速度10ms、視野角は水平170度/垂直160度。入力インターフェイスは、DVI-D×1、HDMI×2、D-Sub×1の4系統を装備、0.5W+0.5Wのステレオスピーカーも搭載する。外形寸法はW545×D348.8×H54mm、重量約5.2kg。
文: GDM編集部 絵踏 一
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/