2015.08.03 12:30 更新
2015.08.03 配信
SAS 12Gbpsの高速転送に対応するRAIDアダプタカードの新製品。基板サイズはロープロファイルMD2に対応し、計16ポートのSAS/SATAポートを提供。さらにエクスパンダを使えば最大256基のデバイス接続と、128個までのシンプルボリューム作成が可能となる。
またAFM-700フラッシュをベースにした第3世代キャッシュプロテクションモジュールを内蔵。これにより、リチウムイオンバッテリのようなBBUを使うことなくライトパフォーマンスを向上させることができる。
RAIDレベルは0 / 1 / 1E / 5 / 6 / 10 / 50 / 60で、HBAモードやHDDとSSDでRAID 1を構築するハイブリッドRAIDなどの特殊環境もサポート。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x8)、コネクタはmini SAS HD(SFF-8643)×4を備える。
搭載チップはPMC 12Gbps SASコントローラで、キャッシュメモリは1,024MB。外形寸法は、64.41×167.64mm、動作温度は0~55℃、MTBFは775,000時間。対応OSはMicrosoft Windows、Red Hat Linux、SUSE Linux、Fedora、Debian、Ubuntu Linux、CentOS、FreeBSD、VMware ESXi、Xen Server、Oracle Solaris。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/
PMC-Sierra(Adaptecブランド): http://www.adaptec.co.jp/