中・小型カラーTFT液晶搭載製品の開発短縮、コスト低減に貢献

エプソン製ディスプレイコントローラIC「S1D13781」を搭載した評価ボード「S5U13781R01C100」と、シンプルなグラフィック表示に対応したソフトウェアライブラリがセットになったパッケージ。マイコン評価ボード「Arduino Due」へ接続し、その開発環境を使用できる。

FPCコネクタ（40pin/54pin）を搭載しており、市販されているQVGA（320×240ドット）およびWQVGA（480×272ドット）解像度のTFT液晶パネルに接続、容易に作動。即座に表示機能を確認することが可能で、中・小型カラーTFT液晶パネル搭載製品の開発期間を大幅に短縮、開発コストを低減することができる。
　また、ディスプレイコントローラIC「S1D13781」からBitBLT機能を除いた、廉価版「S1D13L01」の機能評価用としても使用可能。

　製品は今年9月より、オンラインショップを通じて発売が開始される予定。ソフトウェアライブラリは、ユーザー登録後にエプソンホームページから無償でダウンロードできる。

文： GDM編集部 絵踏 一
セイコーエプソン株式会社： http://www.epson.jp/