2015.08.04 11:35 更新
2015.08.04 配信
今年3月に発表された「3次元NANDフラッシュメモリ」(BiCS)に、世界初となる容量256Gbit(32GB)の大容量チップが登場、9月よりサンプル出荷が開始される。
BiCSはメモリセルを48枚積層することで、大容量化を実現にしたNANDフラッシュ。採用セルは3bit(TLC)ながら、回路技術やプロセスの最適化により、従来の2D NANDに比べ、書込/消去の耐久性やパフォーマンスが向上。コンシューマ、モバイル機器の他、エンタープライズ用途での運用も視野に入れている。
なおこの製品は、四日市工場の第5棟で製造開始。さらに2016年前半に竣工予定の新・第2製造棟でも製造される予定だ。
文: GDM編集部 池西 樹
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