2015.08.05 21:00 更新
2015.08.05 配信
いよいよ販売が解禁された、Intel第6世代Coreプロセッサ“Skylake”に対応するLGA1151マザーボードがMSIから正式リリース。先月末の新マザーボード発表会にて披露された製品で、いずれも新チップセットIntel Z170 Expressを搭載したATXマザーボードだ。
「Z170A GAMING M7」は、ゲーミング上位の「ENTHUSIAST GAMING」に属するリリース時点の最上位モデル。ネットワークコントローラはゲーマー御用達のKiller E2400を搭載するほか、高品位オーディオ「Audio Boost 3」を実装。主要なPCIeスロットには、金属補強とハンダ接点増強を施した「MSI Steel Armor」を採用している。
メモリスロットはDDR4×4、ストレージは最大64Gbpsを実現するPCI-Express3.0(x4)インターフェイスの「TWIN TURBO M.2」、SATA Express(16Gbps)×2、SATA3.0(6Gbps)×6を実装。拡張スロットは、PCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express2.0(x1)×4を備え、2-Way SLI/3-Way CrossFireXに対応する。その他インターフェイスは、USB3.1(Gen2/Type-A+Type-C)×2、USB3.1(Gen1)×6、USB2.0×7など。
「Z170A GAMING M5」は同じく「ENTHUSIAST GAMING」に属するモデルで、「M7」から簡易OC機能「Game Boost」のハードウェア機能をオミットした製品。ネットワークチップやオーディオ機能は同様で、メモリスロットやストレージ、拡張スロットも同等の構成で搭載する。
「Z170A GAMING PRO」は、それぞれにユニークな機能を備えたゲーミングモデル「PERFORMANCE GAMING」に属するマザーボード。最大の特徴は右端に搭載するLEDバーで、1,650万色のMusic Syncを含む8つのLED効果を設定できる。ネットワークコントローラは信頼性に優れたIntelチップを採用し、オーディオ機能は上位モデル同様に「Audio Boost 3」を実装。メモリスロットはDDR4×4、ストレージは「TURBO M.2」×1、SATA Express×1、SATA3.0×6を実装。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×3、PCI-Express2.0(x1)×3、PCI×1を備え、2-Way SLI/3-Way CrossFireXに対応する。インターフェイスはUSB3.1(Gen2/Type-A)×2、USB3.1(Gen1)×6、USB2.0×6を搭載する。
上記と同じく「PERFORMANCE GAMING」に属する「Z170A KRAIT GAMING」は、モノトーン調のカラーリングが印象的な「Krait Edition」の最新モデル。独創的な「Case Mod」など、個性的なマシン構築に適しているとされる。
なおストレージや拡張スロットは、「GAMING PRO」と同様の構成で搭載している。
「Z170A PC MATE」は、エントリー向けのスタンダードモデル「PRO SERIES」に属する唯一の製品。メモリスロットはDDR4×4、ストレージは「TURBO M.2」×1、SATA Express×1、SATA3.0×6を実装。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×2、PCI-Express2.0(x1)×3、PCI×2を備え、マルチグラフィックスは2-Way CrossFireXに対応する。
文: GDM編集部 絵踏 一
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