2015.08.17 11:52 更新
2015.08.13 配信
メモリセルを積層させたTLC版3D V-NANDを採用する、エンタープライズ向けSSD 3種がSamsungブランドからリリース、アメリカでの提供が開始された。
「PM1725」シリーズは、NVMe / PCI-Expressに対応するHHHLフォームファクタモデル。シーケンシャル読込5,500MB/sec、書込1,800MB/sec、ランダム読込1,000,000 IOPS、書込120,000 IOPSの超高速アクセスを実現し、アクセス集中型サーバーや、大規模レンダリングなどのシステムに向く。
容量ラインナップは3.2TBと6.4TBの2モデル展開。耐久性は5DWPDで、6.4TBモデルなら1日あたり32TBのデータ書込に5年間耐えることができる。
「PM1633」シリーズは、SAS 12Gbsに対応する2.5インチフォームファクタモデル。容量は480GB、960GB、1.92TB、3.84TBの4モデル展開。主なスペックは、シーケンシャル読込1,100MB/sec、書込1,000MB/sec、ランダム読込160,000 IOPS、書込18,000 IOPS。
「PM953」シリーズは、今年4月にリリースされたNVMe対応SSD「SM951-NVMe」シリーズの後継モデル。データセンターやワークステーションだけでなく、薄型ノートPCやハイエンドデスクトップのようなコンシューマ向けへの提供も予定されている。
フォームファクタはM.2と2.5インチに対応し、容量ラインナップは前者が480GBと960GBの2モデル、後者は480GB、960GB、1.92TBの3モデルが用意される。
文: GDM編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/