クリアランスはしっかり確保。大型ヒートシンク採用のサイドフローモデル

重量1kgオーバーの大型ヒートシンクを採用し、TDP最大130Wの冷却性能を発揮するサイドフロー型CPUクーラー。「LUCIFER V2」の後継モデルにあたる製品で、大型モデルながらメモリスロット非干渉デザインを特長とする。ヒートパイプの傾斜によりヒートシンクを後退させたほか、20mm厚のスリムファンを搭載することで、スロットへの干渉を防いでいる。

純銅製の受熱ベースを6本の銅製ヒートパイプが貫く設計で、前作同様に“悪魔の羽”を模したアルミフィンへ効率よく熱を導く仕様。アルミフィンは1,000,000m㎡以上の放熱面積が確保され、メインストリーム向けモデルであればファンレス駆動にも対応する。
　なお120mm径の冷却ファンはPWM制御の静音モデルで、回転数は600±150～1800rpm±10％、最大風量61.93CFM、騒音値18.2～32.4dBA。

外形寸法W146.5×D131.5×H163mm、重量1,047g。対応ソケットは、Intel LGA 2011-v3 / 2011 / 1366 / 1156 / 1155 / 1151 / 1150 / 775、AMD Socket FM2+ / FM2 / FM1 / AM3+ / AM3 / AM2+ / AM2。

文： GDM編集部 絵踏 一
Deepcool Industries： http://www.deepcoolglobal.com/