2015.08.18 19:01 更新
2015.08.18 配信
世界34の天体観測所と大学が協力する「Event Horizon Telescope」。このプロジェクトにおいて「いて座A*」超大質量ブラックホール観測で生成される大量のイメージデータを格納するストレージに、HGST製ヘリウム充填HDD「Ultrastar HelioSeal」が採用された。
世界で唯一、ヘリウム充填HDDを提供するHGSTの「Ultrastar HelioSeal」は、従来の空気が入ったHDDでは動作保証が難しい、高高度において「Event Horizon Telescope」のデータ格納を可能にする。
世界10地点の電波望遠鏡を、グローバルアレイ(合成望遠鏡)として構成。ハッブル望遠鏡の2,000倍となる解像度は、各地点より毎秒64Gbitのデータが記録され、PB(ペタバイト)レベルのデータを扱うことになるという。
文: GDM編集部 松枝 清顕
HGST: http://www.hgst.com/