普及価格帯モデルとエンスー向けハイエンドモデルの2種

アイティーシーより、PhanteksブランドのミドルタワーPCケース「Enthoo Pro M」「Enthoo EVOLV ATX」の新規取り扱い開始がアナウンスされた。

Enthoo Pro M

「Enthoo Pro M」は、アルミ風のブラッシュプラスティックパネルを採用したコストパフォーマンスモデル「Enthoo Pro」シリーズに属するミドルタワーPCケース。フォームファクタはE-ATX（幅264mmまで） / ATX / MicroATX / Mini-ITXに対応する。

冷却ファンは、フロント120mm×3（3台実装時は光学ドライブ不可） / 140mm×2（オプション）、トップ120mm×3 / 140mm×2（オプション）、リア120 / 140mm×1（140mm標準）の最大7台まで搭載可能。水冷用ラジエターはフロントとトップが360mmまたは280mmまで、リアは140mmの計3台を実装できる。

ドライブベイはオプションケージ（国内発売は未定）で別途増設することができる

ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×1、2.5/3.5インチ共用シャドウベイ×2（オプションケージで増設可能）、2.5インチシャドウベイ×1（同）。拡張スロットは7段で、グラフィックスカードは最大420mmまで、電源ユニットは318mmまで、CPUクーラーは高さ194mmまで対応する。

外形寸法は、W235×D500×H480mm、重量9kg。なおI/OポートはUSB3.0×2、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1を備える。

Enthoo EVOLV ATX

「Enthoo EVOLV ATX」は、アルミニウムパネルを採用する「Enthoo EVOLV」シリーズに属するミドルタワーPCケース。フォームファクタはE-ATX（幅264mmまで） / ATX / MicroATX / Mini-ITXに対応する。

冷却ファンは、フロント120mm×3 / 140mm×2（140mm×2標準）、トップ120mm×3 / 140mm×2（オプション）、リア120 / 140mm×1（140mm標準）に対応。すべてのファンポートに水冷用ラジエターが実装でき、フロントとトップが360mmまたは280mmまで、リアは140mmまでサポートされる。

ドライブベイレイアウトは、2.5/3.5インチ共用シャドウベイ×5（オプションケージで増設可能）、2.5インチシャドウベイ×2（同）。拡張スロットは7段で、グラフィックスカードは最大420mmまで、電源ユニットは318mmまで、CPUクーラーは高さ194mmまで対応する。

フロント・サイドパネルや主要コンポーネントはすべて取り外しができるためメンテナンス性も良好

外形寸法は、W235×D510×H495mm、重量11.9kg。I/OポートはUSB3.0×2、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1を備える。なおこのモデルについては「COMPUTEX TAIPEI 2015」のブースレポートも合わせて参照いただきたい。

文： GDM編集部 池西 樹
株式会社アイティーシー： http://www.itc-web.jp/
Phanteks： http://phanteks.com/