2015.08.25 18:00 更新
2015.08.25 配信
国内の会議用マイクスピーカー市場でトップシェアを誇る、ヤマハの新型コミュニケーションスピーカーフォン。既存モデル「PJP-20UR」の後継にあたり、4~6名規模の会議室にて遠隔コミュニケーションを行うことを想定している。
上位機種の「YVC-1000」に採用されている、人間の声を高い精度で判定する技術「Human Voice Activity Detection(HVAD)」を搭載。さらにエコーを除去する「適応型エコーキャンセラー」や発話者を自動追尾する「マイク自動追尾」、マイクとの位置関係に応じて音を調整する「オートゲインコントロール」など、複数の音声処理技術を備えている。
また、音量は従来モデルの2倍となる瞬間最大音量91dB、再生周波数帯域190~20000Hzを実現。USBバスパワーモデルとして最大級の大音量を伝送することができる。
接続インターフェイスは、PCベースで使用するUSB、スマートフォンの電話回線を使用した音声会議用のBluetooth(mSBC対応)、ビデオ会議システム向けのオーディオ入出力と、3タイプに対応。3種類の入力ソースの同時使用を可能にするオーディオミキサー機能により、異なるサービス間での相互通話も実現する。
外形寸法はW235×D226×H46mmで、重量800g。なお、オプションの連結ケーブルを使用することで2台を連結可能で、10名規模の会議にも対応することができる。
文: GDM編集部 絵踏 一
ヤマハ株式会社: http://jp.yamaha.com/