2015.08.26 16:00 更新
2015.08.26 配信
「CX-A5100」シリーズは、11.2ch対応AVプリアンプのフラッグシップモデル。2013年に発売された「CX-A5000」をベースに最新の3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」「DTS:X」に対応する。
また通常のシネマDSPを上回る情報密度を駆使し、音場の高さを含む空間情報の完全再現を目指す独自音場創生技術「シネマDSP HD3」と、3次元サラウンドの掛けあわせ再生も可能。これによりスピーカーの存在を忘れるほどの開放感とリアリティを実現できるとしている。
DACは192kHz / 32bitに対応する、ESS製「SABRE32 Ultra DAC ES9016」をデュアル実装。さらに64bitハイプレシジョンEQを採用する専用視聴環境最適化システム「YPAO」(Yamaha Parametric Room Acoustic Organizer)、設置安定性を高めて筐体の共振を効果的に分散する「アンチレゾナンステクノロジー」、オーディオ回路・デジタル回路・アナログ映像回路・FLディスプレイ回路のそれぞれに専用電源を割り当てる「4回路分離パワーサプライ」などの独自技術を採用する。
オーディオフォーマットはDSD 5.6MHz、AIFF/WAV/FLAC 192kHz/24bit、Apple Lossless 96kHz/24bitに対応。オーディオ入力は4K/60p、HDCP2.2対応HDMI、RCAアンバランス、XLRバランス、光デジタル、同軸デジタル、Wi-Fi、有線LAN、Bluetoothを備える。
本体カラーはチタンとブラックの2色展開。外形寸法は、W435×D474×H192mm、重量13.5kg。製品にはリモコン、AMアンテナ、FMアンテナ、YPAO用マイク、3D測定用ポール、取扱説明書、セットアップガイドなどが付属され、iOS / Android端末をリモコン化する専用アプリ「AV CONTROLLER」に対応する。
文: GDM編集部 池西 樹
ヤマハ株式会社: http://jp.yamaha.com/