2015.08.27 17:00 更新
2015.08.27 配信
以前詳細検証をお届けした、欧州のPC周辺機器ブランドCyonicから、80PLUS GOLD認証のフルモジュラー電源ユニットが登場。8月28日より発売が開始される。電源規格はATX12V ver2.31 / EPS2.92。
奥行き140mmのショートサイズ筐体仕様。日本メーカー製105℃コンデンサや、安定出力を実現するDC/DCコンバーターを採用するなど、高品質部品と信頼性の高い回路設計により、5年間の製品保証が提供される。
容量ラインナップは450W、550W、650Wの3種類で、いずれも+12Vシングルレーン。出力はそれぞれ37A、45A、54Aで、PCI-Expressコネクタは、650Wで8pin(6+2)を4本、450Wと550Wは2本が装備され、マルチグラフィックス構成にも対応する。
二次回路側には固体コンデンサも採用され、高耐久を謳う |
搭載ファンは120mm口径の流体軸受けベアリングファンを採用。ヒートシンクレイアウトの最適化と、ファンコントロールシステムを組み合わせた「サイレンスガードシステム」を搭載。エアフロー効率を最大限にする、イージーベントデザインにより、静音性と冷却性能を両立させた。
その他保護回路に、OPP(過負荷保護)、OVP(過電圧保護)、UVP(不足電圧保護)、SCP(短絡保護)をそれぞれ装備。コネクタは金メッキ加工が施され、電力損失を抑制する。
外形寸法はW150×D140×H86mm。MTBFは100,000時間以上(25℃環境下でファン動作なし)。
文: GDM編集部 松枝 清顕
Cyonic: http://mycyonic.com/japanese/
マスタードシード株式会社: http://www.mustardseed.co.jp/