2015.08.28 17:33 更新
2015.08.28 配信
Apacerは、ランダムアクセス性能と耐久性を向上させる新技術「拡張4Kページマッピング技術」を開発、同社のすべてのSATA3.0(6Gbps)SSDに導入する。
従来のSSDでは、大量データアクセスを重視した「ブロックマッピング」や「ハイブリッドマッピング」などが採用されているが、これらの技術では産業向けアプリケーションを中心とした極端な運用でのパフォーマンスや製品寿命の問題をクリアするのが難しくなっていた。
そこで、ApacerではサーバーやIoTでの使用頻度の高い4KBブロックデータに合わせたページマッピングを行う「拡張4Kページマッピング技術」を開発。これによりランダムアクセスの高速化と、ブロックの消去頻度の削減が可能。さらに独自データ収集機能、自動データ配置、均等書込スケジューラにより、製品寿命を延長することができるとしている。
なお同技術をサポートした最新SSDラインナップについてはこちらのサイトを参照のこと。
文: GDM編集部 池西 樹
Apacer Technology Inc.: http://ap.apacer.com/