2015.08.31 15:21 更新
2015.08.31 配信
ヘッドに通常のアナログ時計を採用しつつ、バンド部分にスマートウォッチ的機能を搭載させた「wena wrist」がソニーからリリース。「First Flight」によるクラウドファンディングが開始された。目標金額を達成した場合、出資者は完成した製品をいち早く受け取ることができる。
多機能すぎないことをコンセプトに、厳選した3つの機能をバンドに内蔵。非接触IC技術「FeliCa」によるおサイフケータイ機能と、スマートフォンと連携して電話やメール・SNSの着信を振動と光で確認できる通知機能、さらに歩数や消費カロリーを確認できる活動量計としてのログ機能を備えている。
Three Hands | Chronograph Premium Black |
バンド部分には基板やアンテナ、バッテリーなど各種部品を分散配置、従来の腕時計バンドと違和感のないように工夫された。ステンレス素材「SUS316L」(サージカルスチール)を採用し、耐食性に優れた防水仕様となっている。
また、ベース部分(ラグ)から脱着可能な時計ヘッドはシチズン時計株式会社が設計・製造を担当。「Chronograph」(クロノグラフ)と「Three Hands」(3針)をラインナップする。
出資金額は、34,800円コース(特別価格)が完売し、39,800円コースから。通常のシルバーモデルに加え、IP(イオンプレーティング)処理を施した上位モデル「Premium Black」も49,800円から選択できる。プロジェクト達成の場合、2016年3月より順次出荷が開始される予定。
文: GDM編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: http://www.sony.jp/