2015.09.02 10:00 更新
2015.09.02 配信
倍率ロックフリーモデルから遅れること約1ヶ月。倍率固定の「Skylake」がようやく発売開始 |
先月5日に解禁されたメインストリーム向けCPU「第6世代Coreプロセッサ・ファミリー」に、倍率固定の下位モデルが登場した。内部構造に大きな違いはなく、コアアーキテクチャは「Skylake」、GPUコアには「Intel HD Graphics 530」を採用。一方、消費電力はスタンダードモデルでは65W、省電力モデルでは35Wへと大幅に低下しており、定格での運用を検討しているなら魅力的な製品になるだろう。
既に発売済みの「K」シリーズと合わせ、計10モデルがラインナップされる |
TDP65Wのスタンダードモデルは4コア/8スレッドに対応するCore i7-6700を筆頭に、4コア対応のCore i5-6600、Core i5-6500、Core i5-6400の計4モデル。いずれもリテールパッケージとして発売が開始され、CPUクーラーが同梱される。
TDP35Wの省電力モデルはCPUのみのバルク版として発売される |
TDP35Wの省電力モデルは4コア/8スレッドに対応するCore i7-6700Tを筆頭に4コア対応のCore i5-6600T、Core i5-6500T、Core i5-6400Tの計4モデル。なおこちらはいずれもCPUクーラーとの同時購入が必要なバルク版となる。
また「Skylake」対応の新チップセット「Intel H170」「Intel B150」も正式リリース。詳細スペックはまだ明らかにされていないが「Intel Z170」の下位モデルにあたり、主要マザーボードメーカーからは解禁と同時に多くの製品が発売される。
「Intel Z170」の下位にあたる「Intel H170」「Intel B150」チップセットもリリース | 解禁と同時に主要マザーボードメーカーから多くの製品が発売される |
文: GDM編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/