2015.09.02 11:27 更新
2015.09.01 配信
Seagateはエンタープライズ向け3.5インチHDDに8TBの大容量モデルを追加。ハイエンドモデルでは最高クラスの容量を実現しており、データセンターやサーバの高密度・省電力化を実現。設備投資や運用管理のコスト削減も期待でき、TCOを大幅に低減できる。
Enterprise NAS HDD | Kinetic HDD |
今回発表されたのはデータセンター向けの高信頼ドライブ「Enterprise Capacity 3.5 HDD」、NASストレージ向け「Enterprise NAS HDD」、クラウドソリューション向け「Kinetic HDD」の3モデル。いずれもサンプル出荷は開始され、2015年末には量産が開始される予定だ。
またSeagateでは、これまで培ったHDDのノウハウを生かし、2.5インチ向けプラッタの面密度を1TBまで引き上げる高密度化技術の開発に成功。これにより2.5インチ7mm厚HDDの容量を最大2TBまで拡張できる。
さらに従来モデルに比べて重量も約25%低減され、モバイルデバイスの省スペース・軽量化、バッテリー容量拡大による長時間駆動などが可能になるとしている。なおSeagateでは、本技術を採用したSSHDドライブの開発も検討しているとのこと。
文: GDM編集部 池西 樹
Seagate Technology: http://www.seagate.com/