2015.09.09 13:13 更新
2015.09.09 配信
Samsungより、従来より高密度化を果たした12Gbベースのモバイル向けメモリチップ「12Gb LPDDR4 DRAM」がリリースされた。今後ハイエンドスマートフォン・タブレットをはじめ、超薄型PCやデジタル家電、車載機器向けなどに提供される。
20nmプロセスを採用するDDR4対応のメモリチップで、転送速度は4,266Mbpsを実現。同じく20nmプロセスの8Gb LPDDR4 DRAMと比較して30%以上高速化したほか、一般的なPC向けDDR4 DRAMの2倍の転送速度が期待できる。また、従来から消費電力が20%低下し、デバイスの大幅な省電力化が可能になった。
「12Gb LPDDR4 DRAM」は6GBのLPDDR4パッケージを提供できる唯一のソリューションで、最新Oにおいてシームレスなマルチタスクとパフォーマンスの最大化に貢献する。わずか4チップ構成で6GBパッケージを実現することから、従来の3GBパッケージと同じスペースに収めることが可能になる。
文: GDM編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/