2015.09.10 12:02 更新
2015.09.09 配信
Appleは9月9日(現地時間)、プレス向けの新製品発表イベントにて最新世代の「iPhone」を発表。「iPhone 6 / 6 Plus」の後継となる、4.7インチ「iPhone 6s」と5.5インチ「iPhone 6s Plus」を公開した。容量は16GB / 64GB / 128GBで、カラーはゴールド、シルバー、スペースグレイに新色のローズゴールドを加えた全4色をラインナップする。
sRGBカバー率100%の「Retina HD display」を搭載し、解像度は従来通り「iPhone 6s」が1,334×750ドット、「iPhone 6s Plus」が1,920×1,080ドット。最大の特徴として、タッチの強さを認識する感圧タッチパネル「3D Touch」を採用する。軽くプレスする“Peek”と強めの“Pop”操作に対応、タッチの強さを変えることでメニューの呼び出しやモード切り替えなどを可能にした。
CPUは「A9プロセッサ」と「M9モーションコプロセッサ」を搭載。CPUパフォーマンスは前世代から70%高速化したほか、GPUパフォーマンスも最大90%向上している。また、iPhoneシリーズとして初めて4K動画撮影(30fps)に対応した、F値2.2の1,200万画素iSightカメラを搭載。フロント500万画素のFaceTime HDカメラには、セルフィー時に画面を発光させる新機能「True Tone Retina Flash」を実装させた。なお、「iPhone 6s Plus」のみ光学手ぶれ補正に対応する。
ネットワークはBluetooth 4.2、NFC、2×2MIMO対応の無線LANに加え、最大300MbpsのLTE-Advancedをサポート。23のLTEバンドに対応する。外形寸法と重量は、「iPhone 6s」がW67.1×D138.3×H7.1mmで143g、W77.9×D158.2×H7.3mmで192g。「3D Touch」の導入により、従来から0.2mmほど厚みが増している。また、端末強度への不安を払拭するため、筐体素材には航空宇宙産業に用いられる7,000番台のアルミニウムが採用された。
文: GDM編集部 絵踏 一
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