「FreeFormモジュラーシステム」により、カスタマイズ自由自在

「COMPUTEX TAIPEI 2015」に合わせてお披露目された、Cooler Masterブランドの最新ミドルタワーPCケース「MasterCase 5」シリーズが正式リリース、9月18日より国内発売が開始される。

フロントやトップの各種パネルや内蔵ドライブベイ、クーリングブラケットなど、あらゆるコンポーネントが取り外しできる「FreeFormモジュラーシステム」を採用。オプションパーツを必要に応じて購入することで、内外装とも自由にカスタマイズできるのが特徴だ。

また3.5インチドライブベイの固定には、「クリップ・アンド・クリックパネル」と呼ばれる垂直のジョイント機構が採用され、ベイの位置を自由に変更可能。また2.5インチドライブを固定する「スリップ・アンド・クリップポケット」により、拡張性をさらに向上できる。

電源部とマザーボード部を分離したセパレート構造を採用。ドライブベイなどはすべてモジュール方式で取り外しできる

ベースとなる「MasterCase 5」（市場想定売価税抜20,000円前後）は、ドライブベイレイアウトが5.25インチオープンベイ×2、3.5インチシャドウベイ×2、2.5インチシャドウベイ×2+2。冷却システムは、フロント120 / 140mm×3（140mm×1標準）、トップ120 / 140mm×2、リア120 / 140mm×1（140mm×1標準）で、水冷用ラジエターはフロント240 / 280mm×1、リア120 / 140mm×1に対応する。

MasterCase Pro 5

「MasterCase Pro 5」（市場想定売価税抜24,000円前後）は、「MasterCase 5」に、アクリルウィンドウサイドパネル、水冷用ラジエターブラケット付きトップカバー、3ベイHDDキットなどを追加した上位モデル。

ドライブベイレイアウトが5.25インチオープンベイ×2、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×2+5。冷却システムは、フロント120 / 140mm×3（140mm×2標準）、トップ120 / 140mm×2、リア120 / 140mm×1（140mm×1標準）で、水冷用ラジエターはフロント240 / 280mm×1、トップ240mm×1、リア120 / 140mm×1に対応する。

基本スペックは共通で、I/OポートはUSB3.0×2、HDオーディオ。本体サイズは、W235×D460×H460mm、CPUクーラーは全高190mmまで、グラフィックスカードは3.5インチケージありで296mm、なしの場合には412mmまでサポートされる。

なおケースの他、オプションアクセサリとして、「MasterCase用 Side Window Kit」（型番：MCA-0005-KWN00 / 市場想定売価税抜3,700円前後）、「MasterCase用 Top Cover Kit」（型番：MCA-0005-KTC00 / 市場想定売価税抜2,600円前後）、「MasterCase用 3.5” HDD Bracket 3-Bay」（型番：MCA-0005-K3HD0 / 市場想定売価税抜2,300円前後）、「MasterCase用 3.5” HDD Bracket 2-Bay」（型番：MCA-0005-K2HD0 / 市場想定売価税抜2,100円前後）、「MasterCase用 2.5” SSD Bracket」（型番：MCA-0005-KSD00 / 市場想定売価税抜700円前後）の発売も同時に開始される。

MasterCase用 Side Window Kit	MasterCase用 Top Cover Kit
MasterCase用 3.5” HDD Bracket 3-Bay	MasterCase用 3.5” HDD Bracket 2-Bay
	MasterCase用 2.5” SSD Bracket

文： GDM編集部 池西 樹
Cooler Master Technology Inc.： http://www.coolermaster.co.jp/