Celeron N2807採用の省電力モデルもラインナップ

Axiomtekの組み込み向けPico-ITXマザーボードに、Bay Trail世代のCeleronを採用する「PICO842」が登場した。SoCは、Celeron J1900（4コア / 定格2.00GHz / バースト時2.42GHz / キャッシュ2MB / TDP10W）とCeleron N2807（2コア / 定格1.58GHz / バースト時2.16GHz / キャッシュ1MB / TDP4.3W）から選択できる。

100×72mmのコンパクトサイズながら、LVDSとD-Sub（HDMIに変更も可）の2系統のディスプレイ出力を備え、デュアルディスプレイに対応。またオプションのI/Oボードを組み合わせることで、COMポートやオーディオ端子、USB2.0ポートなどを増設できる。

主なスペックは、メモリスロットがDDR3L-1066/1333 SO-DIMM×1（最大8GB）、ストレージはSATA2.0（3.0Gbps）×1、mSATA×1（miniPCI-Express兼用）で、ネットワークはギガビットLAN×1（Intel i211AT）を備える。

文： GDM編集部 池西 樹
Axiomtek： http://www.axiomtek.com/