2015.09.16 15:19 更新
2015.09.16 配信
シャープは、市販モデルでは世界初となる8K(スーパーハイビジョン)規格に対応する液晶ディスプレイを発表した。
液晶パネルにはフルHDの16倍の解像度を持つ、7,680×4,320ドットの85型IGZOパネルを採用。また120Hz/12bit駆動に対応する高速大容量な8K映像処理回路と、液晶テレビ「AQUOS」で培った技術により、高精細かつ高画質な映像表現を可能にした。
その他、透過率の高い液晶パネルと画面をエリアごとに部分輝度制御するLEDバックライト技術を組み合わせ、よりリアルな表示ができる「メガコントラスト」、BT.2020カバー率78%の広色域技術「高演色リッチカラー」、用途に合わせて表示を最適化できる「プリセット画質モード」などの機能を備える。
主なスペックは、輝度最大1,000cd/㎡、コントラスト比100,000:1、視野角左右176°。インターフェイスはHDMI×4、D-Sub×1、D端子×1、デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1、ヘッドホン端子×1、AV入力×1、USB×3、10 / 100Base-T×1で、65W(10W / 10W / 10W / 10W / 25W)スピーカーを搭載する。
外形寸法は、W1,930×D173×H1,115mm、重量約100kg。なお本体には地上・BS・110度CSの3波対応デジタルチューナーが内蔵される。
文: GDM編集部 池西 樹
シャープ株式会社: http://www.sharp.co.jp/