DSD 5.6MHz、PCM 384kHz / 32bitのハイレゾ音源に対応

USB DAC機能を内蔵するネットワークスピーカーの新製品。ESS製32bit / 2ch D/Aコンバーター「SABRE 32」（ES9010K2M）と、XMOS製高性能オーディオICを搭載し、DSD 5.6MHz、PCM 384kHz / 32bit（ネットワーク経由時は192kHz / 24bitまで）のハイレゾ再生に対応する。

またパワーアンプ部には、ツィーター用とウーファー用の計2組のアンプ回路を搭載したバイアンプ構成を採用。さらに左右のキャビネットそれぞれに専用のパワーアンプと電源を実装することで、左右チャンネルの相互干渉を防ぎ、安定した音質を実現した。

ネットワークは10 / 100Base-T有線LAN、IEEE 802.11b / g / n無線LAN、Bluetoothに対応。ハイレゾ音源を含むネットワーク上の音楽コンテンツ再生の他、インターネットラジオ、ヤマハ独自のコンテンツ共有技術「MusicCast」、AirPlayなどをサポートする。

定格出力はLF：24W（1kHz、4Ω、0.01％THD）/ HF：20W（20kHz、6Ω、0.02％THD）、スピーカーユニットは130mmウーファーと30mmツイーターで、周波数特性は54Hz～40kHz（-10dB）。インターフェイスはUSB×1、光デジタル×1、AUX IN 1を搭載する。

外形寸法および重量は、右スピーカーがW170×D232×H285mm / 5.7kg、左スピーカーがW170×D238.6×H285mm / 6.2kg。Bluetooth規格は2.1+EDRで、プロファイルはA2DP、コーデックはSBC / AACに対応する。

文： GDM編集部 池西 樹
ヤマハ株式会社： http://jp.yamaha.com/