2015.10.06 15:26 更新
2015.10.06 配信
スマートフォンとロボット技術が融合した、ユニークな“ロボット型電話”「RoBoHoN(ロボホン)」がシャープから誕生した。ロボットクリエイター高橋智隆氏との共同開発で生まれた製品で、通常の電話として使用できるのはもちろん、なんと二足歩行することもできる。
二足歩行が可能なヒューマノイドロボットとしても、極めてコンパクト(高さ約19.5cm)な造形を実現。通常のスマートフォンよろしく、ポケットやカバンに入れてモバイルすることも十分可能だ。LTE / 3Gのモバイル通信に対応し、音声通話やメールといった携帯電話としての基本機能を搭載。タッチパネルやカメラ、フォーカスフリーの小型プロジェクターも備えるほか、音声認識や顔認識にも対応している。なお、各機能は「RoBoHoN」との音声対話(音声コントロール)で手軽に実行できるという。
プロセッサはクアッドコアのSnapdragon 400(MSM 8926 1.2GHz)を実装、QVGA解像度の2インチディスプレイを背中に搭載している。現在詳細な発売日・価格は未定ながら、2016年前半の発売を予定。本製品は、10月7日より開幕するIT見本市「CEATEC JAPAN 2015」にも出展される。
文: GDM編集部 絵踏 一
シャープ株式会社: http://www.sharp.co.jp/