リアルタイム4Kビデオコード変換対応モデルなど

家庭から小規模オフィスに最適な、Synology製のNASサーバー新製品3機種。2.5 / 3.5インチSATAドライブに対応し、2ベイタイプ2機種と4ベイタイプ1機種を用意。ブラウザベースのOS「Disk Station Manager（DSM）」による直感的操作を可能とし、ストレージの管理やデータバックアップ、ファイル共有などの設定ができる。さらに監視カメラを一括管理できる、ネットワークカメラサーバーとしても利用可能。iOSやAndroidデバイス専用アプリも用意され、外出先でのデータ確認・共有・システム状態やサーバーのセキュリティ監視なども行う事ができる。

2ドライブ対応の「DiskStation DS216se」（画像上）は、CPUにMarvell Armada 370（800MHz）を搭載。転送速度は最大読込102MB/sec、最大書込59MB/secで、DDR3 256MBのメモリを実装する。なおRAIDレベルはSynology Hybrid RAID、Basec、JBOD、RAID 0 / 1。

インターフェイスはUSB2.0×2、ギガビットイーサネット×1で、92mm口径ファンを実装。対応IPカメラ数は5で、対応フレームレートはH.264で最大50fps / 720p（1,280×800）まで、MJPEGで最大20fps / 720p（1,280×800）まで。なお最大ユーザーアカウント数は512で、最大同時接続数は64。

外形寸法はW100×D225.5×H165mm、重量0.87kg。製品保証は2年間。

DiskStation DS216play

2ドライブ対応の「DiskStation DS216se」は、4K Ultra HD（3,840×2,160）に対応したハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載。H.265（HEVC）コーデックをサポートし、メディアファイルをサポートされる形式に変換したり、ストリーミングを行うことができる。

CPUはSTM STiH412（1.5GHz）。転送速度は最大読込107MB/sec、最大書込91MB/secで、DDR3 1GBのメモリを実装する。なおRAIDレベルはSynology Hybrid RAID、Basec、JBOD、RAID 0 / 1。

インターフェイスはUSB3.0×1、USB2.0×1、ギガビットイーサネット×1で、92mm口径ファンを実装。対応IPカメラ数は15で、対応フレームレートはH.264で最大450fps / 720p（1,280×800）まで、MJPEGで最大210fps / 720p（1,280×800）まで。なお最大ユーザーアカウント数は2,048で、最大同時接続数は256。

外形寸法はW100×D225.5×H165mm、重量0.88kg。製品保証は2年間。

DiskStation DS416

4ドライブ対応の中小規模ビジネス向け「DiskStation DS416」は、フェールオーバー及びLink Aggregationをサポート。ビジネス向けメールサーバーや、VPNサーバー、クラウドソリューションと連携したデータ管理・バックアップ用途での利用が想定されている。

CPUはAnnapurna Labs Alpine AL-212（1.4GHz / デュアルコア）。転送速度は最大読込221.05MB/sec以上、最大書込139.51MB/sec以上（Link Aggregation有効時）で、DDR3 1GBのメモリを実装する。なおRAIDレベルはSynology Hybrid RAID、Basec、JBOD、RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10。

インターフェイスはUSB3.0×3、ギガビットイーサネット×2で、92mm口径ファン2基を実装。対応IPカメラ数は25で、対応フレームレートはH.264で最大750fps / 720p（1,280×800）まで、MJPEGで最大250fps / 720p（1,280×800）まで。なお最大ユーザーアカウント数は2,048で、最大同時接続数は256。

外形寸法はW203×D233.2×H165mm、重量2.04kg。製品保証は2年間。

文： GDM編集部 松枝 清顕
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