2015.10.21 22:49 更新
2015.10.21 配信
現地時間10月21日、アメリカ カリフォルニア州に本拠地を置Western Digital Corporationは、NANDフラッシュ製品を得意とするSanDisk Corporationの買収を発表した。既に両社の取締役会にて承認されており、買収金額は約190億ドル(原稿執筆時点での為替レートで約2兆2800億円)、買収完了は2016年第3四半期予定。
今回の統合により、Western Digitalでは従来の幅広いHDDソリューションに加え、コンシューマーからエンタープライズまでを網羅するSSDソリューションの強化に成功。これにより、あらゆるニーズに応えられるストレージソリューションの提供が可能になるとしている。
なお約15年間にわたりSanDiskと協力関係にある東芝との協業は継続される予定で、今後も「安定したNAND供給と3D NANDなどの最新フラッシュ技術の開発を進めて行く」とのこと。
文: GDM編集部 池西 樹
Western Digital Corporation: http://www.wdc.com/
SanDisk Corporation: http://www.sandisk.com/