2015.10.27 15:49 更新
2015.10.27 配信
昨年9月より3Dプリンター事業を展開しているリコーより、自社ブランド初となる3Dプリンター製品がリリース。株式会社アスペクトと共同開発した製品で、粉末状の材料にレーザーを照射して焼結させる「粉末焼結積層造形(SLS)」方式を採用。高精細かつ高耐久な造形物を制作できるという特長をもつ。
造形材料は、強度・柔軟性に優れたPA11や軽量かつ高靭性で屈曲に強いPP12に対応。より高機能で汎用性の高いPA6やPPも利用できる。
また、W550×D550×H500mmの大容量な造形エリアを搭載。大型部品の一括造形や複数種類の部品を一度に造形することが可能。
今月末より国内において製品受注を開始、追って海外展開も行われる。また本製品は、11月17日よりドイツ・フランクフルトで開催される、3Dプリンティングの国際見本市「formnext」にも出展される予定。
文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社リコー: http://www.ricoh.co.jp/