「Catalyst」に変わる新グラフィックスドライバスイートとして、AMDからアナウンスされた「Radeon Software」の紹介動画が公式YouTubeチャネルに公開された。

「Radeon/Fire Pro Settings」ではタイルを多用したより直感的なUIを採用

「Radeon Software」では、設定ツールとして「Metal Design」と呼ばれるモダンなUIを備えた「Radeon/Fire Pro Settings」を採用。従来の「Catalyst Control Center」に比べ、シンプルかつより直感的な操作が可能となる。また開発ツールもC++ベースのフレームワーク「Qt」へと変更されており、起動が大幅に高速化されているのも特徴だ。

「GAME MANAGER」ではゲームごとに画質設定が可能。インストールされるゲームが自動で認識される他、手動で追加することもできる

さらにゲームごとにアンチエイリアスやテクスチャなどの設定・保存ができる「GAME MANAGER」、ゲームごとにオーバークロック設定ができる「OverDrive」、再生する動画に合わせたプリセット設定などの機能が追加されている。

Radeon Softwareでは、オーバークロックの設定もゲームごとに保存できる

なおバージョンの命名規則も「Radeon Software + メジャーバージョン名 + マイナーバージョン名（年・月）」に変更。第1弾のメジャーバージョンは「Crimson Edition」とされ、年内にはファーストリリースが提供される予定だ。

動画用のプロファイルも複数用意され、表示する動画や再生場所に合わせて最適な表示ができる

文： GDM編集部 池西 樹
AMD： http://www.amd.com/