シングルスロット設計のマルチディスプレイ用デュアルGPUカード

「NVS 810」は、デジタルサイネージやマルチディスプレイ向けグラフィックスカードNVIDIA「NVS」シリーズに属する新製品。

シングルスロット設計ながら基板上にはMaxwell世代のGPUを2基搭載し、計8ポートのminiDisplayPortを実装。4K（4,096×2,160＠30Hz）の高解像度表示や、最大8台のマルチディスプレイ環境を1枚のグラフィックスカードで構築することができる。

冷却システムはアクティブクーラー方式で、補助電源コネクタは非搭載。主なスペックは、CUDAコア数512基×2、メモリバス幅64bit×2、メモリはDDR3 2GB×2で、メモリ帯域は28.8GB/sec。バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）、消費電力は68W。

APIは、OpenGL 4.5、DirectX 12に対応し、NVIDIA MosaicやNVIDIA Warp & Blendなどをサポートする。

文： GDM編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation： http://www.nvidia.com/