2015.11.05 14:40 更新
2015.11.05 配信
NECは、ウェアラブルグラス用の新ユーザーインターフェイスとして、腕を仮想キーボード化する「ARmKeyPad」(アームキーパッド)の開発に成功した。
「ARmKeyPad」は、ウェアラブルグラスで仮想キーボードの表示と指操作位置を検出。さらにウェアラブルウォッチでタッチタイミングを検出することで、作業者の前腕部をキーボード化できるというもの。現在ウェアラブル端末で使われているジェスチャや音声認識に比べ、高速かつ高精度な入力ができ、業務のハンズフリー化を実現する。
なお同社では「ARmKeyPad」を活用したAR(拡張現実)設備点検ソリューションや、保守帳票管理ソリューションを開発し、製造・警備・流通・医療など、ハンズフリー作業が求められる業種・業務の効率化を進めていくとしている。
文: GDM編集部 池西 樹
日本電気株式会社: http://www.nec.co.jp/