選別チップ採用の極冷向けGeForce GTX 980 Ti、ASUS R.O.G.「Matrix GTX 980 Ti」

2015.11.09 18:07 更新

2015.11.09 配信

GeForce GTX 980 Ti

ASUSTeK Computer Inc.（本社：台湾）は2015年11月9日、極冷向けに設計されたGeForce GTX 980 Ti「Matrix GTX 980 Ti」（型番：MATRIX-GTX-980TI-P-6GD5-GAMING）を発表した。

「Super Alloy Power II」仕様の14フェーズ回路を搭載

Matrix GTX 980 Ti（型番：MATRIX-GTX-980TI-P-6GD5-GAMING）
http://rog.asus.com/450472015/labels/extreme/asus-republic-of-gamers-announces-maximus-viii-extremeassembly-and-matrix-gtx-980-ti/

NVIDIAのハイエンドGPU GeForce GTX 980 Tiを搭載するグラフィックスカードの新製品。ASUS R.O.G.シリーズに属する製品で、ASUS独自のGPU選別システムに合格したGPUのみを採用する。

また電源回路には「Super Alloy Power II」仕様の14フェーズ回路を搭載し、リファレンスボードでは不可能な高電圧駆動が可能。さらに極冷時にメモリ周りを凍結から防ぐ「Memory Defroster」、瞬時に初期設定に戻す「Safe Mode Switch」、GPUの負荷をLEDカラーで判断できる「LED Load Indicator」などのチューニング向け機能を備え、極冷オーバークロックに最適。


Skylake対応の最上位ゲーミングマザーボード「Maximus VIII Extreme/Assembly」と同じカラーリングを採用。内部デザインにこだわるなら組み合わせて使用したい

コアクロックは、ゲームモード時がベースクロック1,190MHz、ブーストクロック1,291MHz、OCモード時がそれぞれ1,216MHz、1,317MHz。メモリクロックは7,200MHz、メモリバス幅は384bitで、GDDR5 6GBのビデオメモリを搭載する。

VGAクーラーは「ウィングブレードファン」をデュアル実装する「DirectCU II」がマウントされ、バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）。出力インターフェイスは、DualLink DVI-I×1、HDMI2.0×1、DisplayPort1.2×3、外形寸法は、295×138×50.9mm。