「Gear VR」の正式商用版がいよいよ発売。対応機種が拡大、価格も半分に

SamsungのGalaxyスマートフォンを利用して、360°の没入型VR体験を実現するウェアラブルデバイス「Gear VR」の販売が今月からいよいよスタート。開発者向けに発売されていた“Innovator Edition”の正式商用版といえる製品で、価格も半分の99ドルに引き下げられている。

VR分野における先駆者のOculusと共同開発を行ったデバイスで、フロントにGalaxyスマートフォンを装着してディスプレイとして利用する。開発者版から19％軽量化されているほか、装着感も改善。対応機種も拡大され、Galaxy Note 5やGalaxy S6 edge+、Galaxy S6、Galaxy S6 edgeで使用できる。Netflixの動画コンテンツで利用可能なほか、Oculus向けのアプリケーションにも対応する。

ジャイロメーター、近接センサー（マウント / アンマウント認識）などの各種センサーを内蔵し、側面には装着中の操作に使用するタッチパッドを備える。視野角96°、焦点距離は54～70mm。外形寸法W201.9×D116.4×H92.4mm、重量318g。

文： GDM編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/