2015.11.13 09:00 更新
2015.11.13 配信
9月22日付けグローバルリリースで一報をお届けしたNVMe対応M.2 SSD「SSD 950 PRO」の発売が11月下旬より開始される。フォームファクタはM.2 2280で、容量は256GBと512GBの2モデル展開。
インターフェイスは帯域幅32GbpsのPCI-Express3.0(x4)で、最新プロトコルNVMeの採用により、シーケンシャル読込最高2,500MB/sec、書込最高1,500MB/sec、ランダム読込最高300,000 IOPS、書込最高110,000 IOPSの高速転送を実現。また最新V-NANDにより耐久性・信頼性も向上、256GBモデルでは200TBW、512GBモデルでは400TBWまでの書込を保証する。
その他、データ漏洩を防ぐ「AES 256bit暗号化」や、しきい値を超えると転送速度を落とし熱暴走を防ぐ「Dynamic Thermal Guard」機能を備える。外形寸法は、W22.15×D80.15×H2.38mm、重量6.87~6.95g。MTBFは150万時間で、製品保証は5年間。
なおこちらのレビューでは、ほぼ同等のスペックを備える組み込み向けモデル「SM951-NVMe」のパフォーマンスを検証しているので合わせて参照していただきたい。
SSD 750 EVO |
同時リリースされた「SSD 750 EVO」は、2.5インチフォームファクタのSATA3.0(6Gbps)SSD。容量ラインナップは120GBモデルのみ。
予備領域の一部をバッファとして使用する「ターボライトテクノロジー」を実装。転送速度はシーケンシャル読込540MB/sec、書込520MB/sec、ランダム読込94,000 IOPS、書込88,000 IOPSとされ、メインメモリをキャッシュとして扱う「エンハンストRAPIDモード」もサポートされる。
外形寸法は、W69.85×D100×H6.8mm、重量45g。書込耐性は35TBW、MTBFは150万時間で、製品保証は3年間。
文: GDM編集部 池西 樹
日本サムスン株式会社: http://www.samsung.com/jp/