2015.11.17 16:30 更新
2015.11.16 配信
CFastカードと同等のコンパクトサイズを実現した組み込み向けSATA3.0(6Gbps)SSD。NANDフラッシュはSLC、MLCに加え、耐久性とコストバランスのよいpSLCが選択できる。
SSDコントローラにはTDK独自IC「GBDriver GS1」を搭載。DRAMキャッシュ非搭載ながら、読込最大360MB/sec、書込110MB/secの高速アクセスが可能なため、組込み機器の起動用デバイスに向く。
またNANDフラッシュの均等書込を可能にする「全領域スタティックウェアレベリング」、電源断時でもデータを維持できる「電源遮断アルゴリズム」「内部電源バックアップ回路」、全データのエラー訂正ができる「エラー修復機能」などの高信頼性機能を標準装備。
さらにオプションで、保存データを暗号化する「AES128/256bit暗号化機能」、パスワード認証ができる「プロテクト機能」、ホストとCFastカードで相互認証を行う「TDKオリジナルセキュリティ機能」のセキュリティ機能に対応する。
生産開始は2015年12月、発売は2016年1月より開始。なおこの製品は11月18日よりパシフィコ横浜で開催の「Embedded Technology 2015 & IoT Technology 2015」にて展示される予定。
文: GDM編集部 池西 樹
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