2015.11.20 03:11 更新
2015.11.19 配信
日本国内市場でも人気の高いBitFenixブランドより、ATXフォームファクタに対応するミドルタワーPCケースの新作、「Pandra ATX」シリーズが発表された。
今回の新作は、2014年9月に発表されたMicroATX / Mini-ITX対応「Pandra」シリーズの流れを汲むデザインを継承。「Pandra ATX」(画像左)のフロントパネルには、2.8インチ液晶「BitFenix ICON™ Programmable Display」を内蔵し、ロゴなどが変更できるギミックを備えた。
また内部設計はDIY水冷に最適化され、リザーバータンクやポンプの設置スペースを用意。ラジエターはフロント部に最大360mmサイズまで、トップに最大280mmサイズまで搭載が可能で、本格的な水冷システムが構築できる。
内部構造の最適化により、本格的水冷構築に向く「Pandra ATX」。電源ユニット搭載部には「Power cover」を装備し、配線を隠す事ができる |
「Pandra ATX Core」は、3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×2。冷却ファンはフロント120mm×3または140mm×2(いずれもオプション)、リアは120mm×1(標準)、トップは120mm×3または140mm×2(いずれもオプション)。
「Pandra ATX」は、3.5インチシャドウベイ×4、2.5インチシャドウベイ×4。冷却ファンはフロント140mm×2(1基のみ標準)または120mm×3(オプション)、リアは120mm×1(標準)、トップは120mm×3または140mm×2(いずれもオプション)。
トップパネルはプッシュ式で着脱が可能。ケージタイプのシャドウベイを排除する事で、内部には広大なスペースが確保できている |
その他共通で、素材はスチールとABS樹脂。フロントアクセスポートはUSB3.0×2、USB2.0×2、音声入出力端子を備える。
外形寸法はW203×D510×H558mmで、重量は「Pandra ATX Core」が9.66kg、「Pandra ATX」が9.92kg。
文: GDM編集部 松枝 清顕
BitFenix Co. Ltd.: http://www.bitfenix.com/