フルメタルボディに指紋認証対応のファブレット、iPad同等を謳う激安タブがデビュー

小米科技（Xiaomi）より、本日開催の新製品発表会で披露される新型スマートフォン・タブレットの情報が公開された。いずれも低価格・高性能を地で行く、Xiaomiらしい端末になっている。

発表された新型スマートフォンは、5.5インチのフルHDディスプレイを搭載する「Redmi Note 3」。2GB+16GBのスタンダードモデルが899人民元（約17,000円前後）、3GB+32GBの上位モデルが1,099人民元（約21,000円前後）という、格安の端末価格で提供される。

同社で初めてフルメタルボディを採用する端末で、背面には0.3秒でロック解除が可能な指紋認証センサーを実装する。プロセッサはオクタコアのMediaTek Helio X10を搭載。0.1秒の高速オートフォーカス対応の1,300万画素メインカメラと、美顔エフェクト機能を備えた500万画素のインカメラも備える。なおOSは、Android 5.0ベースの独自UI「MIUI 7」が採用されている。

そのほか、ネットワークは802.11ac対応無線LANをサポートし、通信規格は4G LTEに対応。デュアルSIMスロットを備える。端末の厚みは8.65mmで重量は164g、バッテリー容量は4,000mAh。カラーはSilver、Dark grey、Goldの3色をラインナップする。

MiPad2

また、「Mi Pad」の後継となる7.9インチタブレット「MiPad2」も発表された。iPad mini 4同等を謳う2,048×1,536ドット（326ppi）の高精細ディスプレイを搭載する端末で、こちらも16GBモデルが999人民元（約19,000円前後）、64GBモデルが1,299人民元（約25,000円前後）と格安の端末価格が設定されている。

プロセッサはTegra K1を採用していた「Mi Pad」とは異なり、IntelのクアッドコアSoC Atom X5-Z8500（2.24GHz）を搭載。メモリはLPDDR3 2GBを実装している。そのほか、800万画素のメインカメラと500万画素のインカメラを備え、ネットワークは802.11ac対応無線LANをサポート。充電・同期用のコネクタには、最新のUSB Type-Cが採用されている。

外形寸法はW132.6×D200.4×H6.95mm、重量322g。6,190mAhの大容量バッテリーを内蔵する。カラーはDark grayとChampagne goldの2色展開。

文： GDM編集部 絵踏 一
小米科技： http://www.mi.com/