2015.11.30 11:06 更新
2015.11.27 配信
11月4日付グローバルリリースで既報のマルチディスプレイ用グラフィックスカード「NVIDIA NVS 810」の新規取り扱い開始が、エルザジャパンからアナウンスされた。
シングルスロット設計ながら基板上にはMaxwell世代のGPUを2基搭載し、計8ポートのminiDisplayPortを実装。付属のMini DP-DP変換アダプタを利用することで、8画面の同時出力が可能となる。
対応解像度は4,096×2,160ドット(30Hz)×8または4,096×2,160ドット(60Hz)×4で、複数の画面を1つのデスクトップとして扱う「NVIDIA Mosaicテクノロジー」に対応。またサードパーティ製アプリケーションやNV APIソフトウェアで、ワープ・ブレンディング処理を可能にする「NVIDIA Warp & Blend API」をサポートする。
冷却システムはアクティブクーラー方式で、補助電源コネクタは非搭載。主なスペックは、CUDAコア数512基×2、メモリバス幅64bit×2、メモリはDDR3 4GB(1GPUあたり2GB)で、メモリ帯域は28.8GB/sec(1GPUあたり14.4GB/sec)。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)、消費電力は68W。対応OSは、Windows 10 / 8.1 / 8 / 7、Linux。外形寸法は241×111.6×16mm。
文: GDM編集部 池西 樹
株式会社エルザジャパン: http://www.elsa-jp.co.jp/