2016.01.19 11:26 更新
2016.01.19 配信
Samsungは、第2世代HBMインターフェイスに対応するグラフィックスカード向けDRAMメモリの開発に成功、量産を開始した。
HBMは現在主流のGDDR5に比べ、広帯域かつ省スペース化が可能な、グラフィックスカードメモリ用の新インターフェイス。今回Samsungが開発した第2世代HBMでは、初代の2倍にあたる256Gbpsの帯域幅を実現。GDDR5(36Gbps)との比較では7倍以上の帯域幅を誇り、グラフィックスレンダリングや並列コンピューターのパフォーマンスを大幅に向上できるとしている。
製造プロセスは40nm、容量は4GB(8Gbit×4を積層)で、ECC(誤り訂正符号)機能を標準装備。なおSamsungでは、容量8GBのHBM2 DRAMの量産も本年中に開始する予定。このメモリを利用することで、GDDR5に比べメモリ占有スペースは95%以上削減できるとのこと。
文: GDM編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/